Neweyで、グローバルイベントをこれ一つで

キーノート画面への字幕オーバーレイ、会場スクリーンでの言語別全画面字幕、音声通訳、そして聴衆のスマホで読み取るQRコードまで対応します。

機能の概要

ステージモードは、ブラウザウィンドウ全体を字幕スクリーンに変えます。原文は小さく、翻訳は大きく表示され、最後列からでも読みやすい文字の階層構造になっています。

これは単なる機能ではなく、1つのセッションを会場全体に届けるための手段です。同じライブ字幕をスライド上に重ねたり、専用スクリーンに表示したり、音声として出力したり、聴衆のスマホに配信したりできます。トークの途中でも、何も再起動することなくこれらを切り替え可能です。

オーバーレイウィンドウ(PiP)とは異なり、ステージモードはブラウザの全画面機能のみを使用するため、SafariやFirefoxを含むすべてのデスクトップブラウザで動作します。

スクリーンの計画

多くの会場には複数の表示面があります。1つのセッションからすべてのスクリーンへ配信し、個別に設定可能です。

キーノート画面への重ね合わせ

スライドを表示したまま、字幕ウィンドウを映画の字幕のように重ねます。スライドの邪魔にならない場所(下部、隅、LEDウォールの端など)へ自由にドラッグ可能です。プレゼンのスタイルを変える必要はありません。

専用の字幕スクリーン

サイドモニターやサブプロジェクター、カンファレンス用ディスプレイを活用します。ステージモードなら黒背景に大きな文字で表示されるため、会場の後方からでも明瞭に読めます。パネルディスカッションや式典、Q&Aなど、スライドよりも話の内容が重要な場面に最適です。

English
Deutsch

言語ごとのスクリーン表示

言語ごとに字幕ウィンドウを開き、それぞれ異なるディスプレイに送信します。会場の左側と右側で異なる言語を表示するなど、聴衆が自分に適したスクリーンを見る環境を作れます。

すべてのポケットにスクリーンを

スクリーンが見えにくい席でも大丈夫。QRコードを共有すれば、聴衆は自分のスマホで字幕を読めます。

共有をオンにすると、NeweyがリンクとQRコードを発行します。スキャンした人はブラウザでライブ字幕を閲覧できます。アプリのインストールやアカウント作成は不要で、配布物も必要ありません。ビューアは各自で言語や文字サイズを選択でき、UIはスマホの言語設定に合わせて表示されます。

字幕テキストは配信のためにサーバーを経由しますが、メモリ上に一時保持されるだけでストレージには保存されず、セッション終了時に破棄されます。音声データはサーバーを経由せず、話者のブラウザから直接音声エンジンへ送信されます。

セッションを事前にスケジュールすれば、リンクは固定されます。開場数週間前にプログラムにQRコードを印刷しておけば、当日も正しいセッションに繋がります。

聴覚でのサポートが必要な会場へ

字幕は画面を見られる人にしか届きません。Voice to Voiceなら、それ以外の方もカバーできます。

翻訳が確定した各文章は、ノートPCの出力先(会場のPA、ポータブルスピーカー、ヘッドフォンなど)からネイティブな音声で読み上げられます。登壇者が自分のペースで話すと、通訳音声が文章ごとに少し遅れて追従します。

字幕は常に表示されるため、聴衆は読むことも聞くことも、その両方も可能です。通常のマイクロフォンセッションで動作し、ライブ画面にカードが表示されます。スイッチをオンにするまで音声は流れません。

こんなときに

登壇者と聴衆の言語が異なる国際会議やミートアップ
スライドが中心となる大規模ステージでの基調講演や製品発表会
パネルディスカッション、授賞式、Q&Aなど、スライドではなく話が主役のセッション
各部屋で異なる出力言語が必要なマルチホールイベント
通訳ブースや受信機がなく、予算も限られている会場
オーバーレイウィンドウを開けないブラウザを使用しており、全画面表示が必要な場合

開場前の準備

前日の3つの準備が、当日の円滑な運営を支えます。

  1. セッションのスケジュール

    言語、入力、用語集、コンテキストなどの設定をセッションタイトルで保存します。固定の聴衆用リンクとQRコードが即座に発行されるため、プログラム、看板、スライドテンプレートを早期に印刷できます。当日は同じリンクからワンクリックで開始できます。

  2. 用語集の読み込み

    登壇者名、企業名、製品名、セッションタイトル内の用語を追加します。「原文=翻訳」と記述すると指定した訳語が強制され、単語のみ記述すると認識精度が向上します。コンテキスト欄にイベント内容を記述すると、翻訳のヒントとして活用されます。

  3. 最後列からのリハーサル

    実際のプレゼン速度で1分間話し、最後列まで歩いて確認してください。文字サイズ、字幕行数、背景の不透明度はライブで変更できますが、空席のうちに調整しておくのがベストです。会場のミキサーから音声を取り込む場合は、詳細設定でそのインターフェースをマイクとして選択してください。クリアな音声が認識品質の鍵となります。

当日

  1. セッションを開始する

    予約を開くか、手動で言語を設定して[開始]を押します。入力言語は自動検出ではなく、登壇者の言語に固定してください。騒がしい会場でも安定します。

  2. 字幕を適切な場所に配置する

    オーバーレイウィンドウをスライド上にドラッグするか、[全画面]モードを選択して会場のスクリーン全体に表示します。開始前にブラウザウィンドウをプロジェクター側のディスプレイへ移動してください。切り替えがブロックされた場合は、ライブ中に[全画面ステージ]ボタンから開き直すことができます。

  3. 必要な画面を追加する

    ライブ画面から言語ごとに字幕ウィンドウを開き、それぞれのディスプレイに送ります。これらはすべて同じセッションに紐付いているため、二重に開始する必要はありません。

  4. 必要な機能をオンにする

    聴衆用QRコードの共有や、音声通訳のためのVoice to Voice機能があります。これらは切り替えるまでオフのままで、講演の途中からでもオンにできます。

  5. 終了時はESCキー

    ESCキーを押すと全画面表示が解除され、コンソールからセッションを終了できます。プライベートセッションでない限り、トランスクリプトは記録として保存され、AIによる要約を作成することも可能です。

詳細とヒント

原文は小さく、翻訳は大きく

主役は翻訳です。原文サイズは「小」または「同等」から選択するか、「原文表示」をオフにして翻訳のみを画面に表示することもできます。

字幕行数は2〜4

長い文が途切れる場合は、3〜4行に設定してください。行数が多いほどコンテキストが長く画面に残り、少ないほど文字が大きく表示されます。

画面スリープ防止

字幕の表示中は画面の減光やスリープを防ぎます。長いセッションでも字幕が消えることはありません。

ライブ中も即時反映

文字サイズ、行数、背景の不透明度、原文サイズは変更した瞬間に適用されます。再起動や大画面での表示の途切れは発生しません。

会場スクリーン用「文単位」モード

「文単位」表示では、部分的な更新を行わず、完成した文のみを表示します。会場全体が見るスクリーンでは、こちらの方が落ち着いて読むことができます。

ノートPCで操作、プロジェクターで投影

2画面構成の場合、コンソールと操作パネルはノートPCに置き、ステージウィンドウをプロジェクターに表示しましょう。調整中の操作が会場のスクリーンに映ることはありません。

最後列からの可読性

基準は解像度ではなく視聴距離です。リハーサル中に最後列から読めるか確認しましょう。
明るい会場では、行数を2〜3行に減らして文字サイズを上げてください。文字数よりも文字の大きさが重要です。
スライドの上に重ねる場合は、背景の半透明レイヤーをオンにしてください。明るいスライド上でも文字が読みやすくなります。
スライドの下部を空けておきましょう。下部3分の1に何も配置しなければ、オーバーレイが箇条書きを隠すことはありません。
講演開始前に聴衆用QRコードのスライドを表示し、質疑応答中にも再度表示しましょう。

要件と制限

  • ステージモードはSafariやFirefoxを含むデスクトップブラウザで動作します。オーバーレイウィンドウ(Document PiP)にはChrome/Edge 116以降またはFirefox 151以降が必要です。Safari 18以降ではシンプルなフローティングウィンドウが利用可能です。
  • macOSでは、ブラウザのオーバーレイをKeynoteやPowerPointの全画面表示の上に重ねることはできません。ウィンドウ表示(Keynoteの場合:再生 → ウィンドウで再生)にするか、常に最前面に表示されるmacOSアプリをご利用ください。
  • マイクおよびタブ共有の権限にはHTTPS環境が必要です。
  • モバイルブラウザでの字幕は現在未対応のため、スピーカー側はデスクトップPCをご利用ください。ビューアはスマートフォン向けに最適化されています。
  • ブラウザが自動的な全画面表示への切り替えをブロックした場合は、ライブ中に[全画面ステージ]ボタンから開いてください。
  • Voice to Voiceはマイクセッションで動作します。

何を見ていても、誰と話していても

相手が誰でも、どこにいても。自分の言語で世界中の人々とつながりましょう。